「天井」の話

ぐだぐた考える。 「天井」の話なんです。 「憂鬱だった いつも目覚めると同じ天井があって 現実だって思い知らされる ここには出口がない」逆光/坂本真綾 という歌詞を見まして。で、私がパジャマにしてるTシャツには 「見知らぬ、天井」 と書いてある。 20…

「運命の人なんかいない」ということ

理想の人と出会うということについて 私は本、映画、音楽、アニメ、エロゲなどなど好きなものを追求するタイプのオタクだ。 立川にガルパンの映画あれば行って極爆上映を観て、三鷹に太宰の墓があると知れば玉川上水に沿って歩き、椎名林檎のライブがあれば…

美しい映像や絵を見て感心したり嬉しい気持ちになっったりしてそれだけで日々が終わればいいのに

暗い日記。 私だったらこうされると嬉しいなということを他人に過剰にやってしまって、自分で自分の首を絞めている(比喩のほう)。 私の生き方が正しいのかわからない(もちろん正しい生き方などない、定義されていない)。 そもそもこうやって考えすぎても…

どこまでもどこまでも他人が自分ではないという感覚が希薄

春になって、いや、とっくにもう夏が近づいてきているというか、なりかけというか片足を突っ込んでいるのだが、ようやく調子の良い日も増えてきた。 冬はだめ。季節としての冬は美しいし、もこもこのニットや黒タイツを身につけられるのは大好きだけど、やる…

枕を押し付けてくれないか

ずっと低空飛行。言葉にするほどのエネルギーも怒りも無い。ある意味穏やかな毎日と言えるかもしれない。金銭の問題が私を悩ませるが今すぐ死ぬというわけではない。ただ、その悩みに私がどれだけ耐えられるか。私は脆い。 なぜか昔付き合っていた人や、変な…

人は弱いからきっとそのイベントを大事に生きていくのに、弱すぎるとイベントを体験することもできない

ああ、何にしてもお腹が痛い。生理でもないのに。 「子供なんていらないのに」ってアスカの言葉を思い出す。そうだよね。生理なんて終わってしまえばいいのにさ。そしたらもう産まなくてすむっていうか、産みたいかもとかそういうことに惑わされなくてすむ。…

ただそれだけでは生きていけない

生の不安に襲われる。死の不安ではない。いつでも私をおびやかすのは私がいま生きているということだから、生がある限り私は怯えていなければならない。死んだらもうその心配はしなくていい。そう思うともう、足を踏み入れそうになってしまう。たぶん簡単な…

いまきみとセックスをしたい

できることならいまきみとセックスをしたい。そしたら全部、少なくとも今はつらいことを上書きできるから。かき消していこうよ、一緒に。 そんな誘いに乗って僕は東京で女の子と会ったのだ。その子は自信がなさそうで不美人で、服装だけは妙に挑発的だった。…

しかし夜、よる

気づけば一月以上も書いていなかったのだ。最近は毎日家事をやっている。かぼちゃの煮つけを作ったり、洗濯や掃除をしたり。少しずつリズムを作っていっている。以前の自分からは考えられないような(それでも普通の人々に比べればだらけているが)生活。 し…

ずっと降り続いて欲しいと思う

雨の日は家の周りが静かになるから好きだ。こんなどしゃぶりの日に外出する用がなくて良かった。夕方には夕飯の買い出しに行かなきゃいけないけど、と二度寝を決め込む。目を覚ますと開け放ったままの窓から、雨が降り込んでいた。失敗、失敗。 対して動いて…

怖がる人の代わりに虫を殺す

二ヶ月なんて期間はあっという間に過ぎ去ってしまって、自分が誰を好きだったのかも思い出せないくらいだ。私は何を好きだった?何を大切にしていた?二ヶ月前の感情を明確に思い出せる人はいますか。 念願の場所に来ているわけだけど、家の中を整えるのに精…

私は春から、あなたじゃない人と生活を始めます。

あなたのこと、すごく好意的に思ってるから、どうか幸せになってね。私たちはだめなところが似ているね。だめなところが似ていると、だめなところを許し合って認め合えてしまうから不思議だね(嫌悪してしまうこともあるけど)。 あなたの言っていた小説を読…

ホテルの前まで来て「やっぱり無理」と断られた時のような

この何日間かは濃く、楽しいことといろいろな学びがあった。私はしつこいのがいけないところだと思う。 人は「また今度」「次回はぜひ」なんてことを言うけれど、その「次回」というのは基本的には無いものとして生きたほうがいいと、私は思っている。体調が…

あのブログ書いてたあの人、死んじゃったんだろうか。

すごく嬉しいことや美しいことがあると、「いや、この幸せやきらめきは一瞬で、一生は続かないんだ。その一瞬を抱きしめて暮らしても、その先にあるのは虚しさだけかもしれない」って誰かが(私が)ストップをかける。一生は続かないんだ。 だから、良いこと…

生きていかなきゃなんない、というのを、本当に、やっとわかりはじめた気がしている。

出会わなかった・結ばれなかった、っていうのは自分の人生の中で結構大きなキーになってるぽいぞと最近気づいた。 映画もそういう展開のほうが好きだし、「君の名は。」で二人が出会った瞬間醒めてしまったし、出会わない物語や結ばれない恋のほうが美しいっ…

今年の抱負も「生きる」

生存している。 何かが堰を切ったように、映画や音楽に触れている。楽しい。この素晴らしき日々がずっと続いてほしい。 昨年あったこととかを、もうちょっと体力のある時に書きたいと思う。 昨年のキーワードは二つ。一つは「他者」。もう一つは「自分が自分…

幸せは幸せしか生み出さない

最近ねこぢるにハマっている。ねこぢるのウィキペディアを何回も読み返したり、彼女の旅行記を読んだり、彼女の友人が彼女について書いた文章を読んだり。 とここまで書いて気がついたが、私は「ねこぢる」という作品にハマっているのではなく、ねこぢるとい…

生き残っている意味をさがせ

どうにも気分が上がらない。 雑事は良い。いつもは面倒くさいのだが、洗濯やクリーニングなど、しなければならないことがあると、それに集中していられる。雑事にかまけて、一瞬憂鬱を忘れていられる。洗濯機を回せば回すだけ、洗濯は進んでいく。それは本当…

坂元裕二が物語を作らない世界は満たされているのか、満たされていれば幸せなのか

今日はプレゼントなどを求めて、同じところをぐるぐるぐるぐるした。他の人に差をつける!私の愛が一番大きいことを示すのだ!と意気込んで、祝儀袋を買った。たぶん、いや、絶対届かないけど。妊婦さんを見て、彼女が妊娠しているところを想像して苦しくな…

今朝、初めて指輪が欲しいと思いました。

やらねばならないことがある。 それはアイロンがけや洗濯や、新しいハンカチを買うことだったり、ささいなことかもしれないが、やらねばならないことである。 今朝、初めて指輪が欲しいと思いました。指輪をはめて、その手を少し空にかざして眺めたらきっと…

無性に破滅したい夜に君のことばかり考えて父と兄と恋人のぜんぶをこなしてほしい

眠れない。調子がいい時っていうのはたいてい落とし穴の前を歩いているようなときで、私は気づかずに笑いながら、ゆっくりとその地面を踏み抜く。その後のことはもうわからない。真っ暗な場所で、泣いてみたりぼーっとしてみたりする。 君はどこにいるんだろ…

東京九段下の武道館までジャンプして、「日本の銀杏好きの集まり」をみてきた。

みてきたんです。大切なことも放って、飛行機乗って、みてきました。 その日は朝から雨で、ついてないなって思ったけど、13日の金曜日だし、なんか逆境があったほうが銀杏BOYZっぽいななんて思いながら、替えの靴下をビニールに包んでバッグに忍ばせて出かけ…

大学生こええ 若い女の人がこええ

着飾っている若い女の人がこわい 同年代のおしゃれな女の人がこわい 声の大きい男子大学生がこわい ヴィトンのストールを羽織ってお昼を食べに出かける丸の内のOLがこわい 人前で過剰にいちゃつけるカップルがこわい 人前で子どもを大きな声で注意する母親が…

十六夜

私も誰かのブログを読んでいつも励まされている。ああ、生きてる人いるじゃん、苦しんでる人いるじゃんってちょっとほっとする。と同時に、いつこのブログが消えるかわからないって恐怖を覚える。いきなり読めなくなったら嫌だな、更新止まったらつらいなっ…

また居もしない子どものことを考えている

自分は赤ん坊をかわいいと思える人間だと思っていた。でもどちらかといえば胎児のほうが好きだということに気づいた。母親に許可を得てお腹を触らせてもらうと、温かくて、涙が出て来る。生命の神秘ってやつだ、尊いものだ。出てきたあともそれなりに可愛い…

みんながまともにみえる

ここ二日くらい寝付きが良くて、とっても幸福だなあと思っていたら今晩はこのザマ…ベッドにいても悪いことばかり考えるので起きて文章とも言えないものを書くことにした。 進捗はなし。それ以外のことが忙しいし、精神的負担が大きい。電話を一度できたから…

「さよならを教えて」全ルートクリア感想

そういえば、「さよならを教えて」を全ルートクリアした。以下エロゲの感想なのでご注意下さい。 一番つらかったのは田町まひるルート。仔猫のような少女。暗いゲームだし、比較的明るそうなキャラからいっとくかと思ったら…これが大外れ。グロかった。動物…

ここではない、ここにしかない、どこか

いつも読んでいる文章に「ここではないどこか」について書かれていて、驚く。私も同じようなことを考えていたからだ。 先日、私はある詩人について「彼はいつも、ここではないどこかを求めている気がする」と書いたのだ。しかしたちかえってみると、そう考え…

死にたいとはまたちがっていて

病んでいる頭のいい人の文章はとても魅力的だ。びっくりするくらい美味しい。何度も読み返してしまう。私の文のようにブツブツ切れていなくて、観念的なところと具体的なところがうまく混ざっていて、きちんと整列している。女の子のこと、お金のこと、食事…

めぐる

昨日と今日の夜、とにかく泣いた。ティッシュを何十枚も使って泣いた。昔のことを思い出したり、昨日のことを思い出したりして。 何日か前にも書いた気がするけど、早く嫌いになってほしいなって思った。できることなら早く手放してほしい。私のこと、途中で…