生存している。
何かが堰を切ったように、映画や音楽に触れている。楽しい。この素晴らしき日々がずっと続いてほしい。
昨年あったこととかを、もうちょっと体力のある時に書きたいと思う。
昨年のキーワードは二つ。一つは「他者」。もう一つは「自分が自分であることをどのように証明するか」。
年末に「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を見たので、私とは何か、私が私であるという保証はあるのか、ということについて考えていた。私が私であるためには何が必要なのか。
それ以来何にでも疑ってかかったり、考え込んだりして、作品のどんでん返しを見ても驚かなくなってしまった。どんでん返しのない作品は面白くないと思うようになってしまった。もっと肩の力を抜いて、批評的なところから離れて映画を見たいなあと思う。たまにはそうしないと疲れてしまう。
他者についてはいくつかの本を取り上げたいと思っている。小説から哲学まで。私には他者が必要で、他者のなき世界に私はない。私はそれをいつも心に刻みつけて生きている。私はだれかが、いや、あなたが、必要だ。