自分が泣く意味がわからなくて、抱きしめられたい。
抱きしめられたい。
最近道を歩いているとふとそう思うことが多くなった。
歌詞のわからない陰鬱な音楽を聴いている。心地よい。
抱きしめられたい。
台風が近づいて、まるで重力が狂ってしまったかのように体が重い。
抱きしめられたい。
あなたのそこにある体は私との隔たり。その隔たりによって、何よりも自分を感じたい。
寂しくてたまらないのだ。
悲しくて涙が出るのだ。
でも、なにひとつ理由がわからない。理由がわかれば、誰かに向かって、自分に向かって、怒鳴ったり話したりすることもできるだろう。
でも私には悲しむ理由がない。
理由がないのに、どうしてこんな気持ちになるんだろう。
抱きしめられたい。これに理由はいらない。
ただ、誰でもってわけじゃない、きっと。
化粧について2016
o-kamininaritai.hatenablog.com
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以前、化粧に対する記事を二つ書きました。
最近の私は、なんと!化粧を覚えつつあります。
別に就活のためというわけでもなく、化粧しろ妖怪に脅されたわけでもなく、きっかけが何だったのかは覚えていません。
百貨店でとりあえず下地とファンデーションと口紅だけ買って、後はインターネットで調べたり、アマゾンで買ったり。
ビューラ―、ホットビューラ―、マスカラ、眉マスカラ、涙袋ライナー、アイライナー、アイシャドウ、チークなど、とにかく無限に買うものがあって、別にやらなくてもいいものもあるし、でもやったほうがより綺麗なものもあって、化粧というのはとても複雑な世界だということを知りました。購入しても自分に合わないものだと、何千円という単位で損をする世界です。
もちろん、だからこそ自分に合うものが見つかると楽しいし、こうやるとより綺麗に見えるな!と発見した時も楽しいし、化粧がうまくできると嬉しいです。
毎日、思考錯誤しながらやっています。
相変わらず大人になることはこわいし、周囲に望まれる形で大人になるのはとても嫌です。だから、自分のペースでやっていこうと思います。
踏ん切りがつかなくて、大学にはまだノーメイクでいっています。女学生はほとんどメイクをしてきているのに。私にとっては、メイクをしたり着飾ったりしている自分を見せることが、とても恥ずかしいというか、勇気のいることなのだと思います。
また何か進展があれば書こうと思います。
いつか、自分を美しいと思えますように。自分を愛せますように。
秋だけが近づいてくる。
死は近づいてきてはくれない。
私が近づいて行くだけ。
詩はおりてきてはくれない。
ただ大地から湧き上がってくるもの。
私が感じられないだけ。
人生がつらくて泣いている。
何がつらいのか自分でもわからない。
ただ、泣けるうちはまだ大丈夫かもしれないと思う。
静寂だけになった時、私は死んでいる。
20歳もとうに過ぎて、いまだに死ぬだのと言っている。
一生、死ぬまでこうなのだろうか。
生かされているのに、死ぬことばかりに目が向くのは、死んだことがないから。
死んだことがあれば、きっと生きたいと思ったはずなのに。
小さく死ぬ方法もわからない。
秋がくるのに、私は。
秋がくるから、私はこんなになっちゃうんだ。
八月のセレナーデが終わる日
八月ももう終わっちゃうね。
夏の思い出は出来た?人生
であと何回夏が来るのか知
りたいけど、わからないか
ら、知りたいの。夏の花が
好きな人は夏に死ぬと太宰
が書いていたけれど私は夏
の花を知らない。夏の思い
出はいつもUFOと、Tシャ
ツに沁みた汗のにおいと足
の爪がきらきらしているこ
とだけ。セレナーデを歌う
女性は、月を見ている。