王子様になりたがっていた君の使い魔がわり の仔猫はもう小さなままじゃない。温室を抜 け出して駆け回る姿は、猫のように自由で花 のように笑っていた。薔薇の指輪に導かれな くてもどこでもどこまでも行けるって教えて くれたのは、他でもない君自身だった…
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