暗いので、こじらせてる感じが好きな人以外は読まないほうがいい記事…。

最近記事を書くとスターをもらえることがあり、本当に嬉しいです。どなたかに文章を読まれて、少しでも「お、いいねぇ」と思ってもらえることがとっても嬉しいのです。こんな私でも誰かに見てもらっている…ああ、ブログって素敵ですね。

 

 

大人になってから自己肯定感を高めるには - こじらせ女子のつまらない出来事

 

読みました…。今から書くことは上のエントリーさんとはあまり関係が無いかもしれない自分語りです、すみません…。

 

自己肯定感ってなんでしょうか…自尊心とは…自己顕示欲とは…承認欲求とは…考えだしたらキリがありません。

私は自分のことを、自己肯定感があまり高くなくて自信が無くてプライドも低くて卑屈で暗い女だなあと思っています。あなたへの愛こそが私のプライドとか言ってみたいです。

私は母に虐待されていたわけではないし、お小遣いももらっているし、大学にも通わせてもらっています。昔はあまり良好な関係ではなかったけれど、今では母と出かけるし、私の部屋で一緒にDVDを観ることもあります。

 

親との関係は良好。大学にも何とか通っている。けれどいまいち自分に自信が持てないのはなぜなんだろう?私が単にひねくれているだけなのかもしれません。

 

両親が離婚したから、というのは理由になるのでしょうか。理由になったとしても、もう成人しているのだからいまさら自己肯定感の問題を親のせいにするな、ともう一人の私が言います。

いつでも、私のことを否定するもう一人の私がいます。これは決して多重人格とかそういうことではなく、常に冷静で冷淡なもう一人の自分がいるということです。

「お前には価値がない」「私だけがだめだ」「もう無理だ」「未来など無い」「女を売るしか無い」「どうして生きているのだ」「なぜお前が生きながらえているのだ」……そんな声が心の中に生まれると、投げ出したくなります。

 

 

母が私に言った言葉で忘れられないものがあります。それは私が中学に行っていなかったときのことでした。

「ねえ、学校行かないの?どうして普通にできないの?」

「あのおばさん知ってる?夜になったらセブンの近くにいるおばさん」

「あの人はね、カラダを売ってるんだよ」

 

母が何を言いたかったのか、わかりたくもありません。私はその言葉を聞いて、かーっと頭が熱くなって急いで自室に飛び込みました。

(このまま学校に行かなかったら私の人生は終わりなんだ。カラダを売って、女を売って暮さなきゃいけない人間になるんだ。)

 

性に関するお仕事を馬鹿にしているわけではありません。ただ、中学生の自分にはあまりに刺激の強い言葉でした。今なら「何言ってるの。中学は留年も無いし、不登校になった娘を前にそんなに取り乱さないで」と言えます。でも、当時の私はそんなこと言えませんでした。言葉は知っていたほうだし、自分の考えをそれなりに持っている子でしたが、立ちんぼをしてカラダを売らなければいけないだなんて考えられませんでした。

ちょうどその頃、桐野夏生の「グロテスク」を読んでいて、自分が立ちんぼをしている姿を想像してみました。

(私も和恵みたいに長いカツラをかぶって、いまよりもずっと痩せ衰えてもカラダを売らなければいけないんだ。お母さんが言うのだからそうなのかもしれない。私はもうここからずっと抜け出せないのかもしれない。何もかもだめなんだ)

 

母も追い詰められていたし、私もつらかった。父はまだ一緒に住んでいましたが、その頃には既にうつ病を発症していました。

 

 

私はこのままどうなるのか、わかりません。大学を卒業したとしても、この不安定なメンタルで仕事につくことができるのでしょうか。

友人のバイトの話がつらい。先生の進路指導や就職の話を聞きたくない。

 

一生、このまま一生普通になれないのだろうか。

 

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こどものじかん 1 (アクションコミックス)

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結局、それでも生きてゆくしかないのだけれど。

 

いきづまったときは、どこかに自分と同じ生きづらさを感じている人がいることを思い出しましょう。

ここにもこじらせている女がいます。ここにいます。ここにいます。

 

「諦めてると僕らは なぜか少し 生きやすくなる」by神聖かまってちゃん/死にたい季節

頑張らなくてもいいけれど、とにかく生きてゆきましょう…。では、さようなら。