ホテルの前まで来て「やっぱり無理」と断られた時のような

この何日間かは濃く、楽しいことといろいろな学びがあった。私はしつこいのがいけないところだと思う。

人は「また今度」「次回はぜひ」なんてことを言うけれど、その「次回」というのは基本的には無いものとして生きたほうがいいと、私は思っている。体調がよっぽど悪いとか、どうしても必要なものが捻出できないとか、それは仕方ないけど、チャンスはその都度つかみとりに行くべきだと思う。

人間はラブホテルに入る勇気が必要なのだ。「えいや!」と入る人間が私は好きだ。もちろん入ってから後悔することもあるかもしれないが、そしたらごめんなさいって相手に謝るまでだ。もしくは自分で抱えるか。その「えいや!」の精神を持たないと、大切なものを逃してしまうと思う。自分に資格がないことは諦めねばならないが、お膳立てがあるなら、最後までねばったら良いと思う。それは次への学びにもなる。

人はいつ死ぬかわからない。特に私は、いつまで生きてるかなんてわからないと思って生きている。人はいつだって死ねるが、いつまでも生きていられない。

私は掴み取れる人間でありたい。後悔しても、それを連れて進んでいくしかない。勝負に出ろ。勝負に出なければ、始まらないことがあるのだ。