ギターを弾いても涙がでることはなくなって

なんと!もう三月ではないか。はやいはやい。

 

最近はだらだら過ごしていて、一歩も外に出ずに暮らしている。外の光を浴びるのはゴミだしと洗濯の時くらいだ。

でも全然虚しいとは思わない。私にはこの時間が必要なのだと思う。

いつも、忙しかったあとや人に会ったあとは何日かひきこもりたくなる。だから、いつものことなのだ。

 

でも規則正しい生活をしなければとは思う。買い物でも何でもいいから出かけて、夕方に帰って来て、家のことをやって…そうやって暮らせたら自分のことを少しは認められるだろう。

 

破天荒に生きたい。何でもできるような気がする。あれ?ハイなのか?ただ前向きになっているだけだと信じたいが。

 

かわいらしい春の洋服が欲しいな。ワンピースとか、明るい色のバッグとか、新しい化粧品とか買って、美しい女になりたいな。そして横浜にデートとか行っちゃって、中華とか食べちゃって、私は普通の女として生きるんだ。最高。嬉しい楽しい大好き。

 

ギターを弾いていても涙が出ることはなくなって、ずいぶん安定しているんだなと思う。でも、不安はすぐにぶり返す。たぶんもうすぐ、周期はそこまで来ている。一生このサイクルから逃れられないんだとしたら、一生この中で生きていくしかないんだろうな。仕方ないよねえ。

 

彼への思いを通じて、あの人のことを考えている。あの人のことはいつになったら思い出さなくなるんだろう。会っていない期間が長すぎて死者と同じになっているのかもしれない。私の中で美化されすぎてすっかり無敵になったあの人は現実の彼や恋人すら打ち砕いてしまって、私の中できれいにきれいに生き続けるのかもしれない。美しいよねえ。