「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読んで感じた抱きしめられたいという気持ち

セックスのことについて書きますので、苦手な人は読まないように。あと「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の感想があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近セックスしたいなーと思う頻度が増えた。欲もかなりある。生理前とかではなく、そこに据え膳があったからだと思う。結局ホテルに入る前にやめてしまったのだが、今考えると後悔はしていない(20%くらいしか)。一時の快楽に身を任せてみたかったが、好きでもない男と寝るのはごめんだ。私は、殺したいくらい、そいつが死んだら地獄まで追いかけていきたい男としかしたくない、と今回のことがあって思った。絶対男に利用なんかされない。

なんでこんなにセックスしたいんだろうと思っていた。若い女だし、そういう時もあるかなくらいに考えていた。そんな時、以前から話題になっている「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読んだ。

 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 

精神疾患とか、家族との関係とか読んでいてつらい部分はあったが、可愛らしい絵に助けられながら読了!!絵がね、本当に上手(わかりやすい)で可愛いんです。

で、その中に「母親にやたらべたべたする」「お母さんに抱っこされたい」という記述があった。私はこれに深くうなずいた。実の母親にそういうことをしてほしいわけではない。私は、母親という概念に抱かれてみたいとずっと前から思っていた。それは中学生の時に初めてエヴァンゲリオン碇ユイさんを見た時に感じた気持ちであった。当時ははっきりとはわからなかったが、大学生になった頃から彼女に抱きしめてほしいと思っていた。ユイさんがアニメの中で「もういいの?そう、良かったわね」とシンジくんに言うシーンがある。私の求めているものはコレだ、そう思った。私は理想の母親に抱きしめられ、甘やかされたいのだ。

さて、永田カビさんの「抱きしめられたい」という欲求は続く。そこでレズ風俗を利用することになる。この後は各々読んでいただきたい。彼女はピクシブ「一人交換日記」にて、一人暮らしにも挑戦されているので、ぜひ。私は彼女をとても応援している。

 

漫画を読み終えて私は「抱きしめてほしかったのかな」と思った。想像してみると、なるほど、抱かれるより抱きしめられるほうが違和感がない。白くて清潔なシーツがひかれたベッドの上で、お互い裸になって抱き合いたい。相手の吐息と鼓動だけが確かで、言葉なんてものは放り出してしまいたい。私は誰かを抱きしめたい。抱きしめ返してほしい。そして、それは愛しあっている者同士で。性欲があったっていい。その後セックスしたっていいけど、心を抱いて欲しい。お互いが溶け合ってひとつになって心を抱いているような錯覚に陥りたい。

でもひとりにはなれないから、ふたりでいることは尊いのだ。