読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おおきくなりたくありません

すきなものはたくさんあります。苦手なものはこころのほつれ。

電波は下水道とかにつながっている

物語

 電話をかけて相手があまりにも出ない時は、xxxxxxという名前の誰か別の人にかけてしまっているのかもしれないと思う。もしくは、下水道か宇宙につながっていて、相手は一生出るはずなんてないのだと想像する。ラインもメールも返ってこないなら、私はどうすればいいんだろう。文明に頼りすぎて、相手にすぐ返事をもらうのが当たり前になってしまっているから、もしラインも携帯電話も何もかも消滅しちゃったらどうしようって時々考える。私、どうやって彼と連絡をとればいいの。

 将来への不安みたいなものがいらだちをつのらせる。お金はいくらあっても足りない。支援者はいればいるほど良い。寒い冬は朝を遅くする。くもりの日はドアを遠ざける。雨の日は頭が痛いから、生きるのをためらってしまう。あまりにもうまくまわらない。

 いつでも死ねるから、それだけは設計上成功したね、と思う。