夢見ているの

電源コードをはさみでブツリと切られたかのように、スイッチがパタンと切り替わったかのように、私の心は動かなくなってしまった。

眠るのがこわい。明日が来てしまうのを認めるのがこわい。楽しいこと、気持ちいいことだけやって生きていければこんな気持ちにならずに済むのかと思うけれど、自分にとって何が楽しいのかよくわからなくなってしまった。苦しい。

ただ眠りたい、ベッドの中で。寝て起きてトイレに行ってまた寝るようなそんな一週間を夢見て眠る。

また明日が来てしまった。