とにかく社会に復帰しないと

徐々に社会復帰をすすめていっているわたくし、狼。

社会復帰の中で「あーこれだいぶん復帰していってるな!」と自分をほめたくなるときがあります。最近だとウルフルズのライブに行ったときです。ウルフルズNHKで流れていた「ええねん」という曲からハマり、あんまり暗くないところがとってもいいバンドだなあと思っています。私は明るい音楽より暗い音楽のほうが好きです。クラシックならドビュッシーアラベスクが一番好きだし、Syrup16gも大好きだし、Coccoもわりと聞きます。物語だって陰鬱なほうがなんだか好き。そんな中で私が好きになる明るいものは貴重なので、なるべくしがみついて長く一緒にいたいと思うのです。それが音楽でもなんでも。

ウルフルズのライブはやっぱりとっても良くって、大勢の人がウルフルズに元気をもらってるんだなーと思って感動したし、こんなに人の多いところに出てこられるなんて夏の自分からは考えられないなと、回復していることを実感しました。

 

 

ああ、冬、寒い冬よ。去年の私は何をしていただろう。思い出してみる。今の私と去年の私のはっきりとちがうところ。私はいま、あの人とはちがう人に恋をしている。

元気ですか。いま私が好きな人は、よく考えると結構あなたに似ています。長い黒髪、スタイルもまあまあ近いかも。性格は全然似てなくて、あなたと真逆で社交的なの。でも、本当は孤独なのに明るいふりをしていつも誰かの支えとして、主役ではない道を歩もうとしているところはあなたにそっくりだと思います。私はどうしてあなたを忘れてしまったんだろうね。簡単なことだよね。本当に欲しい人を手に入れたあなたにはもうつけいる隙が無いもの。

だから、いまはもう、彼女だけを見ることにします。

あの冬をありがとう、冬馬かずさ。

 

とにかく社会に復帰しよう。そのためには一人旅だ。全国47都道府県…はちょっときつそうなので主要都市を回りたい。出先で「僕はここにいていいんだ!」ってなって自分が生きていることを肯定し、まっとうな人間関係を築きたい。いろんなところを回ることで生に対するエネルギーを感じ、「私なんてちっぽけな存在だから、結局生きていくしかないんだと思いました」と日記に書けるくらい強くなりたい。強く強くなってみんなを安心させて私を安心させて、あんまり母親に怒らずに父親にも定期的に会えるようになって、友達と笑顔でお話したい。がんばる。がんばるぞ。