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おおきくなりたくありません

すきなものはたくさんあります。苦手なものはこころのほつれ。

おおかみこどもの雨と雪の感想

映画 邦画

 

 

おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディスクDVD1枚)

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先日の金曜ロードショーで「おおかみこどもの雨と雪」を観ました。細田守監督のことは「時をかける少女」で知りました。時かけが一番面白かったと思います。

この映画を見終わったあと、言いようのない感情が残りました。それは「違和感」に近いものでした。

ネット上にも「児童相談所の人間はあんなに熱心じゃない」とか「狼男と子を成すということに対して想像力が欠如している」とか「主人公の花に共感できない」「彼がすぐ死にすぎ」「子どもの笑い声がいらつく」「となりのトトロを意識している」など、いろいろな意見がありました。

 

私が映画を観ていろいろな感想を読み、最終的に思ったことは「花が不気味」だということです。

 

主人公であり、二児の母である「花」はどんなことがあっても笑顔です。笑顔を絶やしません。それは、今は亡き彼女の父親が「つらいときも笑顔でいなさい」と言っていたからです。

父親の葬式でも、子どもにわがままを言われても、子どもが部屋をめちゃくちゃにしても泣かない、笑顔でいる。そんな花に私は不気味さを感じました。

だっておかしいでしょう…こわいですよそんな人…。私、泣きたいときに泣くとか笑いたいときに大声で笑えるってかなーり大事なことだと思うんです!だから花ちゃんはこわい。

花ちゃんのお父さんの言葉は「つらいときも無理やり笑顔になれ!」ではなくて、「つらいときも、へこたれたり自分だけがつらいと思ったりせず、笑顔でいたときの自分を思い出して、くじけずに生きなさい」…みたいな意味で言ったんだと思うんです…だから本当に笑顔でいる必要はなくて、「笑顔でいようと思う気持ちが大事」だと伝えたかったのでは…。

花ちゃんのお父さんが「つらいときも笑顔でいなさい」をそのままの意味で言っているとしたら、結構問題というか…それを忠実に守って生きている花ちゃんは可哀想で、なおかつ不気味ですやっぱり。

 

でも、その明るさのおかげで二人の子どもも立派に育ったわけですし、別に良いんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと監督、花ちゃんのパンチラシーンは必要ですか…?