現実味がない生活

体調良くて久しぶりに飲み会に参加してカラオケも行って、夏休みに向けてあと少し頑張るぞ!なんて思ってたらもうね、学校に行けなくなっちゃったんですよ。教室に入れないんです。なんで?自分でもわからない。何もかも終わってしまう気がする。前までは心の調子が悪いと「みんな滅びてくれ~~~」って思ってたのが、いまはもう滅びとかどうでもいいんです。とにかく普通になりたい。普通に戻りたい。私だって前はちゃんとできてたんだ。絶対、いまのほうがおかしいんだ。いろいろ考えてしまって苦しい。

今日久しぶりに「決められなく」なった。決められないのだ。ご飯を食べることも、どこかに行くということも。本当はご飯が食べたい気がするんだけど、私にその資格はあるのかとか好きなもの食べるなんて贅沢じゃないかとか、オレンジシュースで空腹ごまかせばいいじゃんって思ってしまう。

あと、いつも妙に現実感がない。どこかに自分の実体を置いてきたみたいに、いま自分がやっていることに対して現実味が薄いんだ。電車に乗っても、歩いても、心はどこかに置き去りにされていて、さっき自分がどこにカーディガンをしまったのかわからなくなってしまう。全ての処理がゆっくりで、私は置いて行かれる。

調子いいからって調子に乗ってちゃ、過信しちゃだめだったんだ。

「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読んで感じた抱きしめられたいという気持ち

セックスのことについて書きますので、苦手な人は読まないように。あと「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の感想があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近セックスしたいなーと思う頻度が増えた。欲もかなりある。生理前とかではなく、そこに据え膳があったからだと思う。結局ホテルに入る前にやめてしまったのだが、今考えると後悔はしていない(20%くらいしか)。一時の快楽に身を任せてみたかったが、好きでもない男と寝るのはごめんだ。私は、殺したいくらい、そいつが死んだら地獄まで追いかけていきたい男としかしたくない、と今回のことがあって思った。絶対男に利用なんかされない。

なんでこんなにセックスしたいんだろうと思っていた。若い女だし、そういう時もあるかなくらいに考えていた。そんな時、以前から話題になっている「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読んだ。

 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 

精神疾患とか、家族との関係とか読んでいてつらい部分はあったが、可愛らしい絵に助けられながら読了!!絵がね、本当に上手(わかりやすい)で可愛いんです。

で、その中に「母親にやたらべたべたする」「お母さんに抱っこされたい」という記述があった。私はこれに深くうなずいた。実の母親にそういうことをしてほしいわけではない。私は、母親という概念に抱かれてみたいとずっと前から思っていた。それは中学生の時に初めてエヴァンゲリオン碇ユイさんを見た時に感じた気持ちであった。当時ははっきりとはわからなかったが、大学生になった頃から彼女に抱きしめてほしいと思っていた。ユイさんがアニメの中で「もういいの?そう、良かったわね」とシンジくんに言うシーンがある。私の求めているものはコレだ、そう思った。私は理想の母親に抱きしめられ、甘やかされたいのだ。

さて、永田カビさんの「抱きしめられたい」という欲求は続く。そこでレズ風俗を利用することになる。この後は各々読んでいただきたい。彼女はピクシブ「一人交換日記」にて、一人暮らしにも挑戦されているので、ぜひ。私は彼女をとても応援している。

 

漫画を読み終えて私は「抱きしめてほしかったのかな」と思った。想像してみると、なるほど、抱かれるより抱きしめられるほうが違和感がない。白くて清潔なシーツがひかれたベッドの上で、お互い裸になって抱き合いたい。相手の吐息と鼓動だけが確かで、言葉なんてものは放り出してしまいたい。私は誰かを抱きしめたい。抱きしめ返してほしい。そして、それは愛しあっている者同士で。性欲があったっていい。その後セックスしたっていいけど、心を抱いて欲しい。お互いが溶け合ってひとつになって心を抱いているような錯覚に陥りたい。

でもひとりにはなれないから、ふたりでいることは尊いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シアワセ

言ってしまえばすべてが終わりなんて純粋な関係

の証拠に過ぎない。お茶飲みに行こうってくらい

ある人からすれば平気な言葉なんだよ。その言葉

を受け取っても少しも心が揺れないならば、君を

お断りすべきなんだと思う。以前のようにはもう

本気になれないんだ(月を重ね過ぎてしまったか

らね)。今度は一晩過ごそうねっていうのは、ま

た飲みに行きましょうって社交辞令くらい嘘。体

も心もバラバラなまま生きていけるシアワセをあ

りがとう。

「女性たちの貧困”新たな連鎖”の衝撃」を読んで

 

女性たちの貧困 “新たな連鎖

女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃

 

 読みました。NHKで放送されたもの、放送されなかったものも含めてまとめられた本です。貧困に苦しむ女性たちの声がつづられています。

目次には、中身を読まなくても「え…」と声が漏れてしまうような見出しが躍ります。

「理想はただ普通の暮らしをすること」、「キャバクラで働き高卒認定を目指すシングルマザー」、「風俗店の寮で亡くなった幼い姉弟」、「娘が風俗店で働いてもかまわない」、「三十歳まで生きたら、もうそれでいい」……。

 

この本を読んでも正直感想は湧いてきません。ひどいな、これが現実の人もいるんだな、そんな感じです。私はこの本を読んで何を言ったらいいかわからない。自分からは遠いことのように感じる。でも違うんですよね。私だって、就職できなくて一生バイト暮らしになって、病院行けなくて死ぬかもしれない。うまく就職できても、月に10万円ももらえなくて、家賃が払えなくなって、ご飯も食べられなくなるかもしれない。私にとってもこれは現実なんですよね。遠い出来事じゃないんです。それがすごくこわい。

 

私にとって一番印象的だった部分を抜粋します。母、自分、妹の三人で、ネットカフェに二年以上住んでいる彩香さんの話です。記者に「夢みたいなことってあるのかな?」と聞かれた彼女。p202、203から。

 「特にないです 。なんだろう。それも全然覚えてないです。なんか期待しても、どうせ叶わないとか、そういう風に思っちゃうから。だったら、最初から期待しないでおこうと。自分の人生に、あんまり期待もしてないし、社会とかにも期待はしてない。もう、なんに対しても期待を持てないかな。

 今はなんか、普通に暮らせてればいいやっていう思いしかないんですよ。

(中略)

 なんか、もう、ここまできちゃうと、こういう運命なのかなって。自分にいい聞かせているというか、そうしないともう働くのも嫌になっちゃうし、生きてるのも嫌になるというか」

 

いつから日本はこうなったんだろうね、子どもが希望を持てないなんて悲しいよね……そう言うのは簡単だ。では、おかしくなってしまった国をどう立て直せばいいのか。少なくともネットで日本批判なんてしていても何も解決しない。現状を把握、なんて言って本を読んでるだけでもだめだと思う。じゃあどうすればいいのか。もしかしたら、もしかしたらだけど、どうしようもできないことってあるのかもしれない。どうしようもできないことに直面した時ってどうすればいいのだろうか。

力を蓄えて、備えること。もし貧困に出くわしたら、蓄えておいた力と備えていたものが役に立つと思う。けれど、その時間さえ与えられない人がいる。

こんな現実があるんだね、で終わらせたくはないけれど、通り一遍のことを言わないで問題に向き合いたいという気持ちはあるけれど、ただ気持ちだけが空回りする。感想など無い。おわり。

PMSとピルについて。

金曜日はPMS(月経前症候群)がとにかくひどく、体も頭も重く、腹痛がして、お腹の中でマグマがポコポコ沸いているような苦しさがずっと続いていました。体の不調だけならまだいいのです。なによりつらいのは心の不調!PMSになるととにかくいろんなことにイライラします。いつもなら気にならない言葉が気になり、放っといてくれ!みんな××!!と思ってしまいます。涙が出て止まらなくなり、もう自分には未来がないのだと思えてきます。

ここまでPMSがひどいのは久しぶりで、というのも、私が処方されていたピルを切らしてしまったことが原因なのです。なかなか病院に行く時間がなくストックもなくなっていたのでした。

私はピルを飲んで三年近く経つのですが、ピルは本当に良いものです。肌の調子も前より良くなったし、生理前の憂鬱も減りました。お腹や腰の痛みも減ります。ピルというとどうしても避妊のイメージが強いのですが、PMSの症状に苦しんでいる方にはぜひ一度、婦人科に行っていただきたいと思います。私も初めて婦人科に行ったときはどきどきしましたが、女性の先生が優しくしてくれて、自分に月経困難症という病名がつくこともわかりました。原因がわかると安心するもので、毎月自分を悩ませていたものはPMSだったのね、とものすごくホッとしました。今までは私自身の頭がおかしいから、あんなに憂鬱になるのだと思っていたのです。

もちろん副作用などもありますので(私は全く出ませんでしたが)、主治医の先生によく相談なさってから服用を決めると良いと思います。月に3000円ほどなので、携帯代よりずっと安いです。PMSのあの苦しみが軽減されると思えば、なかなかお買い得なのではないでしょうか。

私は現在大学生ですが、友人と話すとお薬への偏見のある方がまだまだ多いように思えます。生理痛がひどい方(鎮痛剤を飲み過ぎてお医者様に叱られたそうです)に、命の母やピルの話をしても、「親が薬に対して否定的」だと言って、その話はそこで終わってしまいました。市販の鎮痛剤とピルと何が違うのでしょうか。

私はピルを飲んでいることを後ろめたく思っている時期がありました。その時私の中ではピル=避妊というイメージが強く、性に奔放な人が飲んでいるものを自分が飲んでいて、自分もそう思われるということがこわかったのです。しかし、避妊する目的でピルを飲むことの何が悪いのでしょう。私は性に奔放だということを否定的にとらえている自分に気づき、反省しました。自分で妊娠を管理することの何が悪いことなのでしょうか。コンドームをつけるのと同じですよね。

 

togetter.com

このまとめを見ていただくと、ピルに対しての女性の考えが少しわかるかと思います。

 

というわけで私が言いたいのは、学生でも大人でも、生理痛や生理前の憂鬱に悩まされている方は一度婦人科に行ってみたらどうかということです。PMSは我慢するものではありません。我慢でどうにかならないときもあるのです。我慢しなくていいのです。風邪をひいたら葛根湯を飲むのと同じように、ピルがもっと一般的になれば良いと思います。

ピルは血栓症などの副作用もありますので、まずは病院の先生によくお話を聞いてから服用されるか決めてください。あなたのクオリティオブライフが少しでも向上しますように。

 

 

女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書)

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 ピルのこと載ってます。